26日に書いた通り、台風12号は異例の「西進コース」で
日本列島に接近してくることに変化はない。
ただ、26日の予想に比べて「南におじぎ」する形へと変化してきた。
北側の高気圧がやや強まって、張り出してきたためである。
台風の雲は、北西ー南東の楕円になり、
今後、北西進していくことを示唆している。
関東では、まもなく黄色い円「外側降雨帯」がかかって、
強い雨が降ったりやんだりの状態になるだろう。
そして赤い円「台風本体の雲」がかかると、
1時間に100ミリ近い猛烈な雨が降る可能性もある。
気象庁も記者会見を開き、異例なコース=過去の常識が通用しない、
を強調していた。