今シーズン最強の勢力にまで発達した台風22号は、
フィリピンとしては、史上3番目に低い気圧での上陸。
このレベルの台風は、沖縄も含めて日本では未知のレベルだ……。
フィリピン北部のバギオでは降水量762ミリを観測、
香港では最大瞬間風速62メートルに達した。
ちなみに、
2013年のスーパー台風30号もこれに近いレベルでフィリピンを襲い、
約6000人の犠牲者を出した。この台風は895hPaとされているが、
一説には860hPa程度だったのではないかともいわれている。
今回はそれより若干勢力が劣るものの、
地球上で上限に近いほどの猛烈な暴風雨であることは
間違いないため、相当な被害が心配される。
なお、香港在住の友人によると、
香港では台風が来ると、会社は休業になるという。
天が猛り狂っているときくらい、仕事を休むのは
地球・そして自然への礼儀だと思うし、
被害を最小限にするために、見習うべき文化ではなかろうか。