2024年2月5日は南岸低気圧の通過により、
関東地方で警報級の大雪の可能性が出てきています。
まず925hPa(上空約800m)の図ですが、
0℃線が房総半島の一部を除き、
関東地方のほぼ全域を覆っています。
都心は-1℃くらいが予想されていますが、
南岸低気圧のときには、気温減率が小さくなるため、
地表付近も0℃前後で経過する可能性があります。
次に850hPa(上空約1500m)の図です。
-3℃(薄い水色で塗った部分)が雪の目安とされますが、
これも南房総を除き、関東野ほぼ全域を覆っています。
条件によっては0℃くらいでも降雪に至ることがあるため、
関東全域で雪の可能性が高いと言えます。
さらに予想天気図です。
本州の南岸を低気圧が北東進していきますが、
降水域が北に大きく広がっており、
降水量が多くなることが示唆されます。
また、関東付近で等圧線がベコンと凹んでおり、
寒気が溜まることも示唆されています。
以上により、大雪の可能性が濃厚と判断しましたが、はたして!?