事例(梅雨前線)
2021年7月3日朝、静岡・神奈川・千葉で激しい雨が降りました。梅雨前線で関東平野が大雨に見舞われるのは、ややレアなことなので、解析してみました。 2021年7月3日レーダー ↑静岡~千葉にかけて線状降水帯が伸び、全体に南東方向に移動していました。 2021…
3日早朝、鹿児島中之島で1時間に99mmの猛烈な雨が降った☔。 2020年6月3日降水量 2020年6月3日天気図 ↑梅雨前線が鹿児島の南に停滞。梅雨前線による集中豪雨は、梅雨前線のすぐ南で起こることが多いので、やや変則的なパターンといえよう。 2020年6月3日…
台風1号から変わった熱帯低気圧が北上し、梅雨前線に近づいてきています。梅雨前線が刺激され、西~東日本では大雨になるかもしれません。 天気図 ↑熱帯低気圧は北東進。 雲画像 ↑熱帯低気圧付近と、前線に相当する朝鮮半島東側にはゴツゴツとした積乱雲の集…
東北地方(特に秋田県)で非常に激しい雨、 局地的には1時間に90ミリ以上の猛烈な雨が降ったと思われます。 これは、東北地方に停滞している梅雨前線がゆっくり南下しているため。 (※あと2日で「秋雨前線」に名称が変わります) 真っ赤な「流血エコー」が線…
依然として、梅雨前線の活動は非常に活発。 6日夜に特別警報が出た8府県での警報は解除されたものの、 新たに岐阜・高知・愛媛に大雨特別警報が出され、現在も継続中だ。 各地で1時間100ミリ超えの雨が頻発し、 記録的短時間大雨情報の発表も相次ぐ。 7日午…
西日本の広範囲で記録的な大雨になっている。 夜になると、8府県に大雨特別警報が発表された。 真っ赤な「流血エコー」が広範囲を覆っている。 見るからに恐ろしい。 関東でも、局地的に雨雲が発達している。 下記のコラムで書いてきた通り、 基本的に、梅雨…
6日朝は、箱根周辺で1時間に50ミリ超えの非常に激しい雨が降り、 小田急線のダイヤが大きく乱れた。 強い降水は線状に連なり、茨城方面にまで伸びる。 神奈川で降水が強まると、茨城でも強まるという事例は、 過去にも意外に多い。 梅雨前線は日本列島に停滞…
全国的に雨雲に覆われ、赤や黄色の活発な積乱雲もたくさん。 そんな中、関東は薄いブルーのみ。 台風7号から変わった低気圧が、前線を率いて日本列島を通過。 館野のエマグラム。SSI(大気の安定度)がー0.5で大気の状態は不安定。 地表から上空まで湿ってい…
台風7号は温帯低気圧に変わった。 しかし、強風域は却って広がったようで、関東でも強風が吹き荒れる。 関東各地で最大瞬間風速20メートル前後。 一方、台風から変わった低気圧が、梅雨前線を率いるようにしてゆっくり南下。 梅雨明けした関東でも、雲が広が…
台風7号は、九州北部をかすめ、北東へ進んでいる。 それに伴い、湿った空気の流れ込みも東に移動している。 明日(4日)は、関東でも天気がくずれてくる可能性がある。 3日夜、紀伊半島まで活発な積乱雲が散在するようになった。 4日朝も、非常に湿った暖か…
史上初、関東甲信で6月の梅雨明けが発表となった。 太平洋高気圧が東から強まってきて、 東から梅雨明けしてくパターン。 一方、他の地域には、まだ雨雲がたくさん。 今朝、福岡県川崎町付近で1時間に110ミリの猛烈な雨が降ったと推定され、 記録的短時間大…
今日の梅雨前線は、この辺りに停滞。 網側 前線の南側には、湿った暖かな空気が流れ込んでいる。 このため、前線の雲は、前線より南まで広がり、 東京でも朝、にわか雨が降った。 朝にかけて、岐阜県や長野県では激しい雨も。
前線は、ついに朝鮮半島~東北地方まで北上。 梅雨としては珍しく、低気圧が台風並みに発達している。 秋田の今日の予報は「暴風雨」。 関東でもビュービュー風が吹いている。 前線に沿って雲が発達し、 前線の南側もやや不安定で、東海や信越にも雨雲が発生…
24日は、梅雨前線が南岸に停滞。 関東付近にキンク(前線が折れ曲がったところ。雨雲が発達しやすい)があり、 今朝の関東では、天気の回復が遅れた。 25日にかけて、いったん前線は南下するように見えるが……。 26日には南の前線が不明瞭になり、 朝鮮半島か…
梅雨前線が南岸に停滞し、 その上を、低気圧が東へと進んだ。 あいかわらず、梅雨前線上の西半分では、 ボコボコと真っ白に輝やく積乱雲が目立つ。 また、北海道にも寒冷前線風の雲が近づいている。 朝は、西日本で雨が強まり。 夕方には関東でも本降りとな…
梅雨前線は南下して、本州付近は高気圧に覆われている。 上空には乾いた空気が入り、北海道や奄美地方を除いて、全国的に晴天。 北海道は、積雲・積乱雲が散在。 あいかわらず、奄美地方には、梅雨前線に伴う白く輝いた積乱雲が ものすごい存在感を放ってい…
21日になると、屋久島や種子島で 断続的に激しい雨が降るようになった。 レーダーで見ても、 梅雨前線の雲は、南西ほど活発な傾向が顕著。 前線は、昨日に比べて南下。 気象衛星でも、九州から南西諸島にかけて、 ボコボコと白く輝いた、活発な積乱雲が見受…
20日夜更けから、伊豆半島~房総半島に、 強い雨雲が断続的に通過する形になってきました。 先日の記事で書いた「湿舌」の範囲と一致しています。 軒並み1時間に20ミリ近い雨が観測され、 網代では1時間に42ミリも。 気象衛星でも、積乱雲の存在がよくわかる…
夜になって、四国~紀伊半島で雨脚が強まっています! 四国~紀伊半島では、広い範囲で 1時間に30~50ミリの激しい雨を観測。 梅雨前線はこんな感じ。昼間より少し南下してます。 今後は、静岡や千葉の沿岸で、強雨に注意を。
今朝は、九州南部に「線状降水帯」が発生。 雲の進行方向が、線の平行方向に近いと、 しばしば集中豪雨になるパターンである。 九州南部では、1時間に70ミリ以上の非常に激しい雨も。 九州南部の積乱雲が、ひときわ白く輝いて写っている! 天気図では、梅雨…
激しい雨の範囲(赤系の「流血エコー」)が 中国地方まで広がってきました。 気象衛星で見ても、ところどころ、 白く輝いたボコッとした積乱雲が見られます。
梅雨前線が活発化し、 鹿児島県のさつま柏原(サツマカシワバル)で1時間に57ミリ。 ↑まるで舌のように湿った暖かな空気が伸びてきている(湿舌)。 その「舌」に舐められると豪雨がしばしば発生する。 ↑また、北陸沖にも気圧の谷が。 ↑九州ほどではないにしろ…
とりあえず、気になった梅雨前線の動きについて初投稿! 今後、梅雨前線が急激に北日本まで北上する兆しが……。 ↑23~24日、北陸に突き刺さるように強い雨の区域。 24日夜にかけて、強い雨は東北南部に達し 28日には、北海道まで北上している。 梅雨期の天気…