気象の基礎
東京など太平洋側の地域は、一般に雪があまり降りません。とくに関東平野では、「西高東低」の冬型の気圧配置で強い寒気が流れ込んでいるときには、絶対と言っていいほど、まとまった雪にはならないものです。 そんな関東でも、まれに、20センチ以上の雪がど…
全国的に、雹が多いのは春から秋です。 日本海側では寒候期にもよく降りますが、その他の地域では、 夏を中心に降ります(関東では5月下旬、7月下旬にピークがあります)。 書籍によっては「夏は高温なので雹が溶けてしまい、 春や秋の方が雹が降りやすい」…
中学二年の理科Ⅱで学習するように、 空気が上昇すると冷やされ、やがて雲ができます。 上昇する原因は、低気圧、前線、熱、風のぶつかり合いなど、 さまざまなものがありますが、 とにかく「上昇気流=雲ができる」が基本です。 上昇気流にも、秒速1センチに…
暑いとか寒いとか、 体感を決めるのはおもに気温と湿度です。 気温については当たり前だと感じるでしょうが、湿度も意外に大きな要素なのです。 例えば、中東は気温50℃を超えることがありますが、日本より体感は涼しく感じると聞きます。中東は砂漠で、湿度…
天気といえば、どんなものが思い浮かぶでしょうか☀☁☔❄ 日本では天気を21種類に分けて考え、次の記号で表します。 中学二年の理科Ⅱでも、基本的なものは覚えると思います。 【覚え方】 快晴 → 雲が「まったくない」 晴れ → 雲が「ひとつ」 雨 → 空が真っ暗(…