20日の東京は、午前中よく晴れたものの、
午後はもくもくした雲が増え、夕方には雷雨となった。
↑23区西部から栃木県に、線状の積乱雲。
小山市で1時間に31.5ミリの激しい雨を観測。
↑夏の雷雨のような猛々しさはないが、それなりに落雷も発生している。
↑落雷の範囲は、時間とともにばらけていく。
↑レーダーで見ても、シャープな雷雲が、ばらけて弱まっていくような感じ。
このエコーだけ見ると、まるで層状雲のよう。
↑天気図では、19日にくらべ、大陸からの高気圧が南下。
関東でも晴れ間が広がりやすくなっている。
↑しかし、上空約5500メートルで-21℃以下の寒気。
↑午前9時のエマグラム。
上空は乾いているが、気圧の谷に入っていることが示唆される。
また、地表付近では湿った東風が入っている。
↑21時のエマグラム。全層に渡って湿っている。
今回の雷雲の推定の高さ(厚さ)は、マックスで7500メートルくらいか?