全国的に雨雲に覆われ、赤や黄色の活発な積乱雲もたくさん。
そんな中、関東は薄いブルーのみ。
台風7号から変わった低気圧が、前線を率いて日本列島を通過。
館野のエマグラム。SSI(大気の安定度)がー0.5で大気の状態は不安定。
地表から上空まで湿っている。
しかし、関東には活発な積乱雲は発生していない……。
列島には、複数の気圧の谷が、西から接近。
まとまった降水域がいくつか計算されているが、
関東や東北太平洋側はみごとにはずれている。
全国的に上昇気流の場だが、関東は下降気流の極大となっている。
おそらく、強い西風が山を吹き下りているためだろう。
上空の湿潤域からも、関東は微妙にはずれる。
以上により、今のところ、関東で激しい雨が降る可能性は低そう。
今後、どのように気象状況が変化するかに注目だ。