1992年1月31日夜~2月1日朝にかけ、
南岸低気圧の影響で暴風雪(沿岸は暴風雨)になった。
東京は最大瞬間風速26.4mで雷も伴う、
銚子は35.9mの暴風雨。
降水量こそ多かったものの、爆弾低気圧型に特有というべきか、
後半は西方から暖気が入ったようで、
前橋や甲府、八王子で積雪が頭打ちになった。
【各地の積雪】
前橋8cm(1日未明に昇温)
宇都宮20cm
つくば15cm
水戸13cm
熊谷15cm
秩父19cm
東京17cm
八王子11cm(1日未明に一時昇温)
横浜15cm
千葉13cm
銚子0(降雪あり)
勝浦5cm
館山1cm
甲府5cm(1日未明に昇温)
河口湖35cm
↑東京では、降水が最も強まるタイミングで気温も極小に。
↑31日夜の段階で、南岸低気圧は992hPa
1日朝には閉塞前線を伴い、980hPaまで発達。
↑上空1500mの気温は、関東南岸で0℃前後。
↑エマグラムを見て見ると、850hPa付近に逆転層があり、
このために850hPaの気温が高めに見えたのだろう。