11月22日、12月1日と2回連続で、
発達した低気圧に伴う、長～～い寒冷前線が通過する
という事例がありました。
11月22日は、下層ジェットもしっかりしており、
集中豪雨的ではなかったものの、
広範囲で雨脚がやや強まりました。
千葉県鴨川市で
17:27までの1時間に42mmの激しい雨も観測されています。
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そして、12月1日は、
低気圧の発達が22日以上で、下層ジェットもより明瞭でした。
関東平野の広い範囲で1時間に30mmクラスの雨が観測されました。
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関東平野は、西側・北側をがっちりと山脈に覆われているので、
一般に寒冷前線による天気の崩れは小さいですが、
低気圧が非常に発達し、南北に立っているときには
シビアな気象現象をもたらすようです。
東西に寝た寒冷前線に比べて、
南北に立った前線は、寒気・暖気共に流入が急突なので、
狂暴であると言われます。
